アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

期待をするから裏切られたと感じる

長男の同級生で

とても要領のいいMが

近所に住んでいる。

 

中学生の頃

軽度ないじめの標的になった長男と

家では一緒に遊ぶのだが

学校でからかわれているときは

決して近寄らない。

 

そのことに対してダンナは

憤りを感じていた。

どうしてMは息子をかばわないのか、と。

 

Mに期待していたから

裏切られたと感じるのだ。

 

MにはMの世界がある。

私たちが介入する権利はない。

 

私は長男にはこう言った。

「くだらないコトバに耳を傾けるな」

「手を出してきたら自分で守れ」

「本当にキツイ状態なら学校に行かなくてもいい」

 

息子は相手にしない態度を学んだ。

空手教室で覚えた動きで応戦した。

 

誕生日に仲のいい友人だけを招待したら

いじめの中心人物が

なんで俺は呼ばないのかと

言い寄ってきたそうだ。

 

「一緒にいて楽しい人しか招待しない」

そうぴしゃりと言い返した。

 

今の学校で長男は

毎日を楽しそうに過ごしている。

 

人生の早い時期に

くだらないコトバを聞き入れる必要はない

ということを実体験させてくれた

いじめっ子に感謝。

 

 

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foto Yaegashi Luna