アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

役割を終えたら消えていく人々

近所の家の周りに 数台の車が止まっていて 人だかりが出来ていた。 「誕生日会かな」 とダンナがつぶやく。 そこに住んでいるのは 長男の同級生で 中学生時代あからさまに 息子を仲間外れにしていた親子。 長男以外の近所の同世代の子供たちを 全員招待して…

自分専用カタログ

先月やっと携帯電話を 新しいものに変えた。 去年の今頃 いろいろな機能が使えなくなって 通話とメッセージだけは 辛うじて無事だった。 1年間最低限の機能で やりくりしていたが それほど困ることはなかった。 新調したらやりたかったこと それはインスタグ…

ウラナシおもてなし

「イタリアのんびりバカンス」の サイトを作っている最中に 訪問者が先にやってきた。 兄が先週イタリアに3日間滞在。 昨年から始まった仕事の契約書に サインをするために。 サッカーチームと同行だったので 細々した手配はすべて 彼らが準備をしていた。 …

心を亡くす

「忙しい」という人はその字のとおり 心を亡くしている。 昨日そんな人とすれ違った。 次男の忘れ物を届けに学校へ。 駐車場に入ろうとしたら 前の車が校門の側で止まった。 遅刻した息子とその母親が降りる。 遅刻・早退の場合 保護者のサインが必須。 後続…

新月の夜の抜き打ちテスト

週末普段行かない店に行った。 次男は不在。 長男とダンナと3人でピッツェリアへ。 店の屋外テーブルに高校生が7~8人。 彼らは長男の姿を見て 耳打ち話を始めた。 中学生の頃 息子をからかっていた集団。 我々は3人3様の反応をした。 私は完全無視。 と言う…

Zero そっと静かに死んでみる

「死」という言葉は 敬遠されたり忌み嫌われたり 怖がられることが多い。 それは体を持って生きている 人間にとって 不明瞭な領域と定義されているから。 わからないことは 確かじゃないから不安を感じる。 私はこの今の体を持ったまま そっと静かに死んでみ…

気にしない

体はたくさんの細胞が 組み合わさってできている。 どんどん細かくしていくと 素粒子になる。 それは動いている。 動きがあるということは そこにエネルギーがある。 だから人間も物も動物も エネルギーの塊。 誰かに何かを言われても 誰にも何も言われなく…

ストリートダンサーは猫の瞳を持っている

本日は週に1回の お掃除アルバイト。 ストリートダンサーのごとく 動きやすい服に身を包み 髪も顔も程よく整え サングラスをかけていざ出勤。 私は猫のように暗視なので 太陽の日差しから瞳を守る。 かなり暗い所で文字を読めるけど 明るすぎる場所では なる…

自然な曲線

夜、髪を乾かさないで寝る。 腕前に惚れこみ 絶大な信頼をしている美容師が やめろというけれど止めない。 髪が濡れたまま寝ると 寝ぐせもつくし体にもよくないと どこかで読んだ記憶があるけれど 気にしない。 ぐちゃぐちゃにならないように ひとまとめにす…

教育という仮面を被った侵略行為

ほんの数時間前 ダンナが息子たちに説教を始めた。 ダラダラと電子画面に 張り付いていないで 何かをやれ!勉強しろ! いつもは朝早く起きて宿題や 試験勉強をする次男は これ以上怒らせないために 立ち上がって自分の部屋に行った。 長男は頑なに自分がやり…

天使が足元に舞い降りてきた朝

私はテラスに座っていて 長男とダンナは家の中にいた。 すとん、と半透明の天使が 左足の足首あたりに降りてきた。 2頭身で羽も透けている。 くっきりした顔立ちで愛らしい。 そっと左手を伸ばしたら 私の手首に短い手を絡めた。 抱き上げられそうだったので…

期待をするから裏切られたと感じる

長男の同級生で とても要領のいいMが 近所に住んでいる。 中学生の頃 軽度ないじめの標的になった長男と 家では一緒に遊ぶのだが 学校でからかわれているときは 決して近寄らない。 そのことに対してダンナは 憤りを感じていた。 どうしてMは息子をかばわな…

とことんやってみると自分の世界が形になる

無料画像を検索していたら 面白いサイトがあったので ブックマークした。 human pictogram 2.0 (無料人物 ピクトグラム素材 2.0) ハンコでアソブ こういうサイトを作る人は 「これいいな」 「おもしろいな」 という感覚からその世界を 創造したんだろう。 使…

赤ちゃんに戻ってダンスする

おもしろいなと思って最近読んでいる 「ダンサー向けの整体教室」 を主催している方のブログ。 Blismile 練習と実績の積み重ねによるひずみが 体のどこかに現れる。 それを赤ちゃんのような動きで ゆっくりと自然に軸を戻していく。 人間が成長とともにため…

完璧なる伏線を散りばめた物語

これは明らかに伏線だと わかりやすい作品よりも 何気ない情景描写に 上手に隠れている 微かな示唆があちこちに 散らばっている物語が好き。 読み終えるまで あれが前触れだったのかと 予測できないような。 人生も同様。 自分が書いた台本を読み返すと 実に…

空手で出会った3人の美女・ヒトリメ

ニンゲンの美しさは多様。 それでも多数が 「美しい」と思う形容がある。 約3年間通った空手教室に 3人の美しき女たちがいた。 顔立ちが整っていて 姿勢が良くて そして強い。 私がオトコだったら 彼女たちと プライベートの組手をするためにも 黒帯を目指…

丁寧に選んで不要な部分は極力取り除く

やたらと長い文章を 読むのが好きではないので 自分が書くときも なるべく簡潔にする。 だから言葉は丁寧に選ぶ。 難解すぎる表現は使わない。 重複する説明や経過は省く。 はてなブログを始めた頃 どこかで見かけた 「引き寄せの法則」という言葉を 何の気…

実際に手足を動かしてみる

自分に必要なものと 要らないものを 素早く見極めて まずは手足を動かしてみる。 やりたいことがあれば すぐにやってみる。 出来る範囲で。 ひとつ行動に移すと 回転数が上がり 他の部分が連動して動き出す。 行きたい場所があれば 行ってみる。 思いもかけ…

ランキングボタン

以前にやっていたブログを すべて削除した後 はてなブログを始めた。 アフェリエイトを試してみようと やってみたが性に合わない。 自分で張り付けた広告は おそらくほとんど削除したが まだランキングボタンがある。 自分でも押さないから 取ってしまおうか…

卒業と就職

イタリアに来てちょうど 高校卒業くらいの年数が経った。 言いたいことも 自由に表現できず 知らないことばかりで まるで幼い子供みたいだなと そう思っていた。 それを自分で受け入れた。 知らない国で生きていくのだから 生まれ変わったと思えばいい。 日…

忘れた頃に

今週の前半 「週末に大切なメッセージが届く」 という言葉を受けた。 そんなことはすっかり忘れていて 今日はペーパーフラワーの 新しい方法を試してみようと ハサミを動かしていた。 5個目の花に手をかけた その途中でやる気が失せた。 こういう場合 抗わ…

お気に入り

週に1度の掃除アルバイト。 いちおう木曜日の朝に 3時間という約束。 用事が入ったり 体調がすぐれないときは 曜日をずらしてもOK。 何時に始めて何時に終わらせてもいい。 自分の家を掃除する感覚で 気になるところを片付ければいい。 靴屋の小人のような…

無我夢中のパワー

長いこと使っていなかった 水彩絵の具を手にしてから 夢中で絵を描く時間が増えた。 描けば描くほど アイデアもどんどん湧いてくる。 夕べ呼ばれても 生返事で描き続けていたら ダンナが夕食の用意・片付け 洗濯物の取り込みと干す作業 すべてやってくれた。…

「誰」に焦点を絞らない

中学3年生のとき 卒業生のインタビューを 校内放送で流すという企画に 指名されていろいろな質問に答えた。 「尊敬する人は誰ですか」 この問いに 「いません」 と答えたことを覚えている。 いつも思っていた。 偉業を成し遂げた世界的に有名な人も いわゆる…

割れた花瓶

夕べ白猫スカイが 洗面所に飾ってあった花瓶を 落として割った。 材質もよくデザインもいい。 無名の作家の一点もの。 でも花を挿す穴が小さくて 小さな草花でも数本しか 生けることができない。 中にたまった汚れを 洗うのも難しい形。 私の「母」を連想さ…

屋根の上のモンスター

「今までに見た映画の中から ひとつ選んで 内容を英語で記せ」 という問題がテストに出題された。 ストーリーはいくつか思い出したれど 英語で書けそうになかったから 自分で勝手に話を創って書いた。 そう次男は言った。 そのタイトルが「屋根の上のモンス…

なりたい自分になるための呪文とコツ

こう思っていた。 ダンナの言うとおり ネコみたいな暮らしをしている。 食べたいときに食べて 眠い時に寝て 遊びたいときに遊ぶ。 それはそれで大満足している。 人間の体に入って暮らしているから もうちょっと人間らしい動きを してみようかなと Facebook…

事実をサラッと言っても問題ない

以前にイラストブログで触れた パウロ・コエーリョ氏の本。 yluna.hatenablog.com この童話のような「アルケミスト」に 登場する人物(錬金術師)が 「本当のことを言っても案外大丈夫。 簡単に信じてもらえないものだから。」 というようなセリフを言う。 …

金と銀と緑の林檎

自分の持ち物に キラキラした スパンコールや飾りが付いたものは 今まで選んだ事がなかった。 去年必要に駆られて 黒ベースに銀の文字とリンゴが 施されているファイルを買った。 使ってみれば違和感を感じない。 一昨日もうひとつ必要になったので 同じ種類…

境界線の薄い木曜日の朝

念の強い人のメッセージで 早朝というより真夜中に ぱっちりと目覚めた今日は 目にみえない世界との境界線が薄い。 もちろんその人の責任ではない。 むしろ私の方から近づいて きちんとチャンネルを切って眠りについた。 たぶん、夕べ自分が放出したメッセー…