アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

屋根の上のモンスター

「今までに見た映画の中から

ひとつ選んで

内容を英語で記せ」

 

という問題がテストに出題された。

 

ストーリーはいくつか思い出したれど

英語で書けそうになかったから

自分で勝手に話を創って書いた。

 

そう次男は言った。

 

そのタイトルが「屋根の上のモンスター」。

 

すばらしい。

思いっきり褒めた。

 

指示通りのものは書けないから

書かないのでなく

自分が書けるように工夫して

記入したという行為に花丸。

 

そしてこのタイトルから

彼の心境を想像する。

 

恐ろしいモノ

未知なるものの気配は感じる。

でもそれは家の中にいない。

 

彼は自由にドアから出入りできるし

窓から外を見ることもできる。

 

もしいつか彼が

怯えるような出来事に出会ったら

私はこういう。

 

「あなたが権限を与えない限り

屋根の上のモンスターは

ドアを塞いだり

窓を目隠ししたりできない」と。

 

自分のストーリーを描くのは

自分自身だ、と。

 

すでにもう彼が

英語の課題でやったように。

 

 

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foto Yaegashi Luna