アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

天使が足元に舞い降りてきた朝

私はテラスに座っていて

長男とダンナは家の中にいた。

 

すとん、と半透明の天使が

左足の足首あたりに降りてきた。

 

2頭身で羽も透けている。

くっきりした顔立ちで愛らしい。

 

そっと左手を伸ばしたら

私の手首に短い手を絡めた。

 

抱き上げられそうだったので

両手で半透明の体を持ち上げて

ダンナと長男を呼んだ。

 

天使だよと言いかけて

視線を手元に戻すと

それは次男だった。

 

淡い緑の服を着て

にこにこと微笑む赤ちゃん。

 

そんな夢を見た。

 

きっとあんな風に

私の中にやって来たんだろう。

 

 

f:id:yluna:20180312003854j:plain

foto Yaegashi Luna