アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

ターニングポイント

友人達が人生の分岐点を

通過したことを知らせてくれた。

彼らの笑顔が輝く。

 

いつも分岐点は

さりげなくやってくる。

 

気づいたときにはもう

ターニングポイントを

通り過ぎていて

その立ち位置に気付いたら

後は覚悟を決めるだけ。

 

未知なる世界に

すでに足を踏み入れていると

自覚したとき

自分の軸がどこにあるかだけを

確認して進む。

 

常識や世間の声を

聞き続けていた自我が

呼び止める。

安全な場所に留まれ、と。

 

その声を確認して決心する。

 

安定しているように見える

物や人間関係はすべて幻。

実際は刻々と変化する。

 

数少ない先駆者の残した

軌跡をそのままたどるのではなく

道しるべにしながら

自分の足で進んでいく。

 

心の声に耳を傾けて

ゆっくりと歩く。

 

頬にあたる風の感触が変わる。

それが心地よければいい。

 

視点が変われば景色が変わる。

立ち位置を自分で決めることを

自立と呼ぶ。

 

ターニングポイントを通過したと

自覚した後も

現実は変わらないように見える。

 

目に見える変化はいつも

少し遅れてやってくるから。

 

それを焦らず待てばいい。

待つという言葉さえ忘れた頃

世界の色はもうすべて変わっている。

 

 

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foto Yaegashi Luna