アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

電話を待つ間に

夕べ湖のほとりにある

魚料理の美味しい店に行った。

 

次男は修学旅行中。

長男とダンナと私の3人は

いつものお気に入りの品を注文した。

 

ダンナは食事中もずっと心ここにあらず。

次男からの電話を待っていた。

 

長男と私はTシャツ談義。

 

どうして約束の時間なのに

電話をしてこないなんだと

繰り返すダンナに私が言う。

 

友達との時間が楽しすぎるから

かけられないんじゃない、と。

 

俺からかける、と2度目のコール。

次男は応答しない。

 

見るに見かねた長男がいう。

あのさ、はっきり言ってうっとおしかったよ。

修学旅行の時何度も電話してきただろ?

 

そうだよ、信用して待ちなよと

私が追い打ちをかけると

ダンナが切れた。

 

本人の声を聴いて本当に楽しいか

確認しないと分らないだろう!

約束の時間にかけてこないのもの失礼だ!

 

息子が冷静になだめる。

みっともないから怒鳴るなよ。

まだ同じことを繰り返したいなら

帰ろうよ、車の中で話そうよ、と。

 

帰途の車の中で

長男は私にお気に入りの曲を

いくつか聞かせてくれた。

2人で口ずさんだり踊ったり。

 

ダンナは始終無言。

 

自宅に到着すると私の携帯に

次男からのメッセージ。

10時半に電話する、と。

 

ダンナに伝えると

一字一句どんな風に書いてあったか

聞いてきた。

 

まだ、彼の葛藤と心配は続く。

 

長男と私はそれぞれの世界で

夜のひと時を楽しんだ。

 

10時15分頃に次男はちゃんと

電話をかけてきた。

 

ひと通り会話を終えて電話を切ると

ダンナが私に聞く。

楽しそうな声だったよな?

ちゃんと楽しんでるよな?と。

 

自分で声を聴いたんだから

わかるでしょう、と切り返すと

オマエは冷たいと不貞腐れる。

 

心配を愛情だと勘違いしているし

息子の行動を支配したいという

重苦しい欲求に気づいてもいない。

 

勝手に溜めたストレスを

家族にばらまいていることにも。

 

電話を待つ間に

私と長男は食事とおしゃべりと

それぞれの時間を

楽しんで過ごした。

 

側にいたのにダンナは全く違う

苦々しい時間を過ごしていた。

 

どんな事象もどう見るかは

すべて自分次第。

皆、それぞれの世界を生きている。

 

 

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foto Yaegashi Luna