アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

世間に合わせてスピードを落とすのは公共道路を運転するときだけでいい

やめると決めた。
幻でしかない世間という
モノサシに合わせて
やりたいことに
ブレーキをかけるのを。

お金を稼げないのなら
好きなことをやっても
無駄だという洗脳が
闊歩していた時代に
東京で生れ育った影響は
ことのほか強烈だった。

家族も結婚相手も
自分が抱え込んでいた
信念にピッタリの人達。

幻の尺度を基準にしないと
決めて生きていたら
ひとり暮らしになった。

快適な場所で極上の日々を
自分のリズムで刻んでいる。

仲間や友達にも恵まれ
仕事と私生活のバランスも
とても好ましい状態。

息子たちはたくましく成長し
家族や元家族達は
それぞれの場で暮している。

真面目な話から
くだらないギャグまで
なんでも通じるパートナーは
物理的に離れて暮している。

彼とはなにがあっても
どんな形でもずっと
磁石のようにひかれ合う。
離れることはない。

車は基本的に安全運転派。
そもそも小さな車を
必要なときにしか使わない。

たぶん数年後には
長いこと乗っている
愛車を乗り換えている。

絶対に〇〇が欲しい!

という衝動や欲望で
突き進むやり方が
私には合わない。

むしろだいたいの
方向性と好みを選んだら
まったく別のことを楽しむ。

そして没頭していると
いつの間にか
想像や理想を超えるカタチで
「なんとなくといいなあ」が
現実になっているのだ。

さて針仕事へ向かいます。
素敵な1日をお過ごしください。


Foto Yaegashi Luna