「集客のために長い題名」
というアドバイスに従ってみた。
たまには素直に。
さて、大学受験。
もう遠い記憶ですが。
受験勉強をしたくない一心で
推薦入学に挑んだけど
日頃の早弁と昼寝のおかげで不合格。
個人的に世界史・日本史の教科書は
好きではなかったので
地理を選択。
現実的で偏った視線の科目じゃないから。
そこでもう、選択肢が減った。
第一志望は横浜国立大学。
美術教師まっしぐらコースなので
主要5科目のハードルは
あまり高くない。
すべり止めに私立大学2つ。
記念受験にICU。
「英語と数学、なんとかしろよ」
担任教師の指摘はごもっとも。
どちらの教科書も
ベントウを隠すためか
ヨダレを吸収するために存在していた。
本題のICU英語対策。
細かい発音だのスペルだのは
全く必要なかった。
1日1ページ、1長文。
題名は忘れたけど、
表に英語長文、裏に日本語訳。
そんな作りの本だった。
日本語→英語の順に読み
知らなかった単語をチェック。
辞書はほとんど使わなかった。
ヒアリング対策は
いつでもどこでもラジオ。
英語聞きっぱなし。
これだけ。
ちなみに他の私立大学には
全く通用しない勉強方法。
「発音が同じ単語を選べ」
「○○のつづりを正確に記入しろ」
こういう設問には役に立たないので。
ICU試験当日、
うわさ通りの設問の多さ。
まともに考えていたら
全部回答できない。
「はい、やめっ」
の、「は」が聞こえるか聞こえないか
その瞬間にぐわーっと
残りのマークシートを埋める。
これでたぶん3~5問の正解は
確保できたと思う。
英語以外の科目は知能テスト。
日頃から本を読んだり
好きなことに没頭したり
テレビやネットの情報を斜めに眺めたり
とにかく「ジブンのアタマ」で
考えて行動する習性があれば大丈夫。
結果、すべり止め2つにすべって
横浜国立大学とICUに合格。
ただし、今は試験の仕組みが変わったので
これからICUを受験する皆さんに
役立つかどうか。
そもそもこの時期は合格発表?
ホントウの人生は学びの舎を出てから。
たかが受験。
志望校に合格しなくても
アナタの人生が滅びたりしない。
失恋しても人生は続く、それと同じ。
自分の生き方に合格点を
あげることができるように
日々精進。
foto いしだひでヲ 写真素材 足成
*ICUの教会ではありません。