アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

無我夢中のパワー

長いこと使っていなかった

水彩絵の具を手にしてから

夢中で絵を描く時間が増えた。

 

描けば描くほど

アイデアもどんどん湧いてくる。

 

夕べ呼ばれても

生返事で描き続けていたら

ダンナが夕食の用意・片付け

洗濯物の取り込みと干す作業

すべてやってくれた。

 

時々彼は側に来て

「すぐ金になる仕事をしろ」と

冗談半分に言う。

 

「私の手は打ち出の小槌」

と顔も上げずに切り返す。

 

無我夢中のパワーは最強。

 

好奇心エネルギーが伝染して

それぞれが皆

自分の世界に没頭する

後押しをする。

 

そんなことをするつもりは

微塵もないという

無垢なパワーがあるから。

 

こんな分析をするのは私の頭脳。

 

夢中で描くとき

手と心がつながる。

分析や計算は入り込む余地がない。

 

それが果てしなく心地よい。

 

 

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foto Yaegashi Luna