アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

Zero そっと静かに死んでみる

「死」という言葉は

敬遠されたり忌み嫌われたり

怖がられることが多い。

 

それは体を持って生きている

人間にとって

不明瞭な領域と定義されているから。

 

わからないことは

確かじゃないから不安を感じる。

 

私はこの今の体を持ったまま

そっと静かに死んでみた。

 

その状態で見たこと

聴いたこと感じたことを

言葉にすると語弊が生まれやすいので

その経験を事細かに語らない。

 

自分の経験を

日々の生活に生かすこと

それこそが大事だと思うので

実践して暮らしている。

 

将来・経済・健康・家族・世間

どんな視点からみても

以前私のどこかにへばりついていた

恐怖や不安が湧き起こらない。

 

外見や年齢や生活状況に

全く左右されない

静観の地点、ゼロの位置に立つ

そのコツさえつかめば

本当に楽になる。

 

世の中で起こっている

様々な出来事を無視するのではなく

まるで体をもたない存在のように

そっと眺めてみる。

自分の周りに起きることも同様に。

 

そして

すべての瞬間を味わう。

生まれたての赤ちゃんのように。

 

ひとつだけ確信して言える。

「死」は終わりではない。

ただ今の体を離れるだけ。

 

だから焦る必要はない。

今回の体で経験できなかったことは

次回にやってみようと

そんな風に気軽にとらえればいい。

 

やりたいことは

どんどんやってみる。

 

今の体で今の私で

出来ることをとことん楽しむ。

 

 

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foto Yaegashi Luna