アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

オモイ

「あなたのことが心配で眠れなかった」

母がそう言ったとき

彼女から流れ込んできた

「思い」はずっしり重かった。


だから自分が親になっても

こういうセリフを

子供に言わない母になろうと

決心したのは10代後半。


子供達が修学旅行にいっても

キャンプにいっても

夜遅くまで遊んでいても

私はぐっすり眠る。


心に決めたとおりの親に

なっていることが嬉しい。


「あなたのため」と言いながら

自分の理想の言動を

押し付ける親が多いな、と思う。


子供達は親の分身じゃない。

所有物でもない。


全く違う個性があるのに。


目の前で親が子供をギュッと

締め付けてる場面に出会ったら

そっとエールを送る。


「違う!これは自分にしっくりこない!」

そう気づくためにあなたは

この親を選んできたんだよ、と。


大丈夫。

自分で選んできたのだから

必ずいつの日か

素の自分が何をしたくて

ここに来たのか思い出す。


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Foto Yaegashi Luna