元旦から新しい家で暮らしている。
テレビも時計も
固定電話もない場所で
暮らしたかった。
その夢がこんなに早く叶って
穏やかに嬉しい。
こんなことは無理。
そんなことは不可能。
そういう刷り込みを根気よく
丁寧に洗い流して
自分のたどり着きたい世界に
その空気感にフォーカスしていた。
夕焼け空を眺められる窓。
お気に入りの小物達が活きる場所。
快適で住み心地のよい間取り。
昔ながらの木の梁のある天井。
ゆとりある収納スペース。
全てが理想とぴったり。
寸分の狂いもない。
「家だけど家ではない感じ」
そう言われて気付いた。
確かにここは他の場所と異なる。
少なくとも私にとっては。
素の私自身に戻れるゼロポイント。
そう感じる。
あけましておめでとうございます。
素敵な2020年でありますように。
Foto Yaegashi Luna