アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

億女の暮らし

いちばん欲しいものはなに?

という問いかけに

「お金」と答える人はたくさんいる。


裕福だったらなんでもできる。

自由に生きられる。


そう信じているから

経済的な豊かさに

焦点をあててしまいがち。


買物をするとき

食事を作るとき

仕事をするとき


私はいつでも億女の選択をする。


億単位で稼ぐ女性を

「億女」と呼ぶらしい。


欲しいものを買う。

食べたい物を食べる。

納得できる仕事をする。


それだけのこと。


安いから買う。

節約したいから我慢する。

仕方ないから仕事をする。


経済的な制限がなかったら

やらないことはしない。


すると本当に現実的に

暮らしが豊かになる。

財布も銀行口座も潤う。


本当?いつそうなるの?と

「いつか訪れるしあわせ」

を待っている限り

望む現実はやってこない。


億女の暮らしをすると

決めた瞬間すぐどこかに

そうしている自分が創造される。

その空気感をまとうことだけに

集中して生きる。


ここで言う「億女」の定義は

経済的な豊かさがどうのこうのと

語る必要すらないイメージ。


あらゆる制約から開放された

伸びやかな人物像。


億単位で稼ぎ続ける努力も

忍耐も自己犠牲も要らない。


私は億女。

朝食は紅茶とビスケット。

描きたい絵を描き

作りたい物を作り

食べたいものを食べ

眠いときに寝る。



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Foto Yaegashi Luna