アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

禁断ワード・チャネリング

絵も写真も内装も日常も

大事にしているのはバランス。


だからごく身近な人以外には

なるべく使わないようにしていた

言葉や表現がいくつかある。


特にブレーキをかけていたのは

いわゆるスピリチュアル用語。


見えない世界のことを

伝える人が増えてきたとはいえ

まだアレルギー反応を示す人は多い。


自らアレルゲンになることは

必要ないだろうと考えていた。


わざわざ拒否反応を招く言葉を

使わなくても表現する方法は多様にある。


でももう、いいや。

素の自分であり続けると決めたから。


チャネリング。

本当は誰でもやってる。

無意識に。

閃きや直感はチャネリングのひとつ。


目に見えないなにかやどこかに

ぱちっとチャンネルがつながる。

単にそれだけの仕組み。


チャネラーとして活動しているのは

そのチャンネルを特定の存在に

自由自在につなげてる人。


音楽家が身体の一部のように

楽器を扱うことと同じ。

技法を身に着け磨いただけ。


私は物心ついた時から

チャネラー体質だったし

遠視や透視もできた。


でも気付いた。

私が育つ環境でこの能力を全開にしてると

生きること自体が困難になる。

だから自分で封じ込めた。


もう封印を解けば?と

半ば強制解禁の体験をしたのは

大学生の頃だった。

キツかった。

平穏に見える周りの世界と

同調している方が楽そうだった。


すれ違う人の思考や

トラウマがなだれ込んでくる。

遠い場所の出来事のエネルギーを

意志に関係なくキャッチしてしまう。

地球上ではない場所の存在達から

勝手に情報が降りてくる。

混線していた。


チャンネルをあわせることが

上手になったとき

私が選んだのは「リアルな人生経験」。


チャネリングをしても

エネルギーリーディングをしても

実体験のない人の言葉は

薄っぺらく聞こえる。

私自身がそう思っていたので

公務員試験を受けて

市役所勤務を選択した。


でも完全にチャネラー能力を

封じ込めていた訳ではなくて

こっそりと密かに個人活用していた。


もうそろそろ解禁。

その信号はちかちかと点滅していたから

覚悟はできていた。


友達には公言し始めていたけど

それで離れていくような人は

すでに周りにはいなくて

友人関係に変化はほとんどない。


あたりまえだと知っていながら

特別扱いしていた自分を手放す。


料理人が素材や天候を見極めて

極上のひと皿を作るのもチャネリング。

プログラマーが閃きをもとに

新しいアプリを作るのもチャネリング。


何とつながることが楽しいのか。

それを選べば誰でもプロ級の

チャネラーになる。


私が今フル活用しているのは

「生活を彩る」ためのチャネリング。

閃きで料理を作り

思いついた言葉を綴り

描きたいものを描く。


それで生活資金を稼いでないよね?

じゃあプロではないよね?


と言うのは貨幣経済が基盤の世界の視点。

お金にならないことは意味がないと

信じてる人々の声だから気にならない。


経験に基づいたチャネリングをしつつ

今日はパンを焼いて

ツナサンドを食べる。


おそらく少し軽い味になるだろう。

それは私が自分にかけていた

自己制限を外した自由の味。



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Foto Yaegashi Luna