アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

言い訳の裏の本音

何かをやってもやらなくても

言い訳をする時は

必ず裏に本音が隠れている。


「家族がいるから仕方ない」

何かをあきらめる言い訳に

「家族」を持ち出しているだけ。


「収入が少ないからできない」

行動を起こして失敗するのが怖いから

資金不足を言い訳にする。


「忙しくて考えられない」

何かを考えたくないから忙しくする。


私達人間がやりがちなこと。

そのからくりがあることは知っている。


だから何かをやるときにも

やらないときにも

こまめに自分に問いかける。


どうしてやるの?

どうしてやらないの?


ここ数カ月間

放置していることがある。

引っ越し荷物の細かい整理。


ひとつずつ吟味して

分類して整理することは

はっきり言って得意分野。


今回の自宅待機規制も

絶好のチャンス。

手はつけ始めたけれど

途中で止めている。


どうしてだろう?

自分に問いかけた。


片付いたらやろうねと

家族や友達と話をしていたことを

本当はやりたくなかった。


もうひとつ出てきた。

すっきりしたら本腰を入れようと

思っていたことを始めて

うまくいかないのが嫌だから。


片付かなければやらなくて済む。

なるほどね。


数カ月前までは

楽しそうだなと思っていたこと。

それにときめかない。


今やりたいと思っていても

それがスムーズにできないときに感じる

ジレンマが嫌。


それが本音だった。

そこまで尻尾をつかめば

片付けもサクサク進む。


すっきり片付いた後に

やりたくないことをやらない。

やりたいことをやる。

その後どうなるかを気にせずに。

それだけでいい。



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Foto Yaegashi Luna