アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

さよならダメ男くん

普段は意識していないけど

深く記憶の底に眠っている傷。

それを時折夢で浄化してるようだ。


私の人生に現れて

関わりを持った男達が数人まとめて

おととい夢に登場した。


シーンは見たことない部屋。

私は布団に入って寝ている。

意識はあったから寝たふりをしてる感じ。


足元の向こうにある引戸の奥には

洗面所があってフランス人のBが

鏡を見ながら身支度している。

顔すらこちらを向けない。

現実でもさらりと通り過ぎた人。


大学生の頃に付き合っていた

束縛のひどい人Tは

私の背中に回り込み

「俺のもの」と言っている。


それを見た元旦那Cが私のスマホで

そのシーンを撮影して公開しようとしている。

でもパスワードがわからずあきらめた。


背中に張り付いた男がうっとおしくて

這いつくばって布団から抜け出したら

背中の上にずっしりと乗ってきた。


いい加減にしてよ!と

空手で培った技でTを押さえ込み

顔面肘鉄を寸止めして言った。


「自己防衛の技、知ってるんだよ」

「男の弱点はここだよね」


同時にTの股間を握りつぶす真似をして

すばやく立ち上がり

側にいたCの股間に

蹴りを食らわす真似をした。


目が覚めて大笑いした。

過去の私が夢の中で過去の男達と

きっぱり決別していた。


これは乙女座の特質でもあるのだけれど

できる人は私がいなくても大丈夫だと思い

側にいる必要はないと判断して好きにならない。


だから私がなんとかしてあげなくちゃと

思える人ばかり選んでいた。


当然甘えられない。

甘えられてばかりだから。

頼れない。

頼られてばかりだから。


私自身が自立したことで

人間は誰でも自立できると確信した。

だからもうダメ男くんとはさよなら。

自分で自立して下さい。



f:id:yluna:20200414232548j:plain

Foto Yaegashi Luna