アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

アセンションの扉を閉める女

今朝、覚醒の扉を閉める女の夢をみた。

覚醒・アセンションの定義や説明は

そういうことが得意な人に任せて

ここでは解説を加えない。


彼女は私の友人。

地下の部屋から地上階へ通じる階段に設置された

防火扉のような2重の頑丈なドアを

完全に閉めようとしていた。


私の前の人物が通り抜けると

彼女は扉を容赦なく閉めた。


待って!私もそっちへ行く。

ぐにゃりとドアをこじ開けて扉の外に出た。


すぐ後ろから誰かがやってくる。

足音もするし姿も見えるのに

扉を閉めようとする彼女は

ぐいぐいと完全閉鎖しようと力を込める。


ちょっと待ってよ!

階段を登ってくる人の気配わからないの?!

半ば怒りながら扉が閉まらないように

私はありったけの力で彼女と反対方向へ

ドアを押し戻す。


お義母さんとその姉にあたる女性が

階段を登って来る姿が見える。


地下に取りに行くべき荷物があるから

私は別のルートでまた階段を降りることにした。


道案内は中学の頃の同級生。

「いったん登ってから

地下に降りる通路がある」

そうCちゃんは言って一緒に来た。


その階段をすばやく登り振り返ると

Cちゃんが指差しで地下に降りる階段の

在り処を教えてくれた。


なにを取りに行かなくてはならないのか

私にはわからなかった。


降りて行ったはずの階段は

いつの間にかアスレチックの

網上りのような場所になっていて

カラフルなゴム状のものを掴んで蹴って

だんだんリズミカルに登れるようになった。


特定の間隔にある藤色の太めのゴムは

他のゴムより安定していて

それを掴んで進めば飛ぶようなスピードで

上昇できることがわかって楽しくなってきた。


途中で座って休憩するときに

ゴムの作りをじっくり観察した。

色が鮮やかで綺麗なランダム配色。


そこで目が覚めた。

私がこれまで歩んできた

覚醒ステップを描いたような夢。


扉を閉めようとしていた友人も

道案内してくれた同級生も

実は私自身の影。


自分で見た夢の解釈は

誰かに聞かなくてもわかる。


私に取って掴むべき「藤色のゴム」も

なんであるか感覚的にわかる。

夢診断は得意分野。


いつも朝の身支度をしながら

なるほどね、と夢やヴィジョンを咀嚼する。

そんな能力をこれからはもっと

フルに活用していこうと決めた。


窓の向こうで風が拍手している。

ありがとう。


アセンションの扉を閉める女の

キャラクターを設定変更する。

するとあの重くて頑丈な扉は消える。


いつも開け放ってある風通しのよい道になる。



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Foto Yaegashi Luna