今朝の起きがけヴィジョンはこれ。
誰かが盛り付けの極意を説明していた。
実際に映像がみえた。
手と皿にもった料理がはっきりと。
ほら、こうしてトッピングに映える色を
ちょっと置くだけで印象が変わるでしょう?
そう言いながら手でぱらぱらと
何かをふりかけていた。
そして声は続ける。
「人も同じ。自分自身を引き締めるのは
反対意見だったり、対極の思考。」
「ぱらぱらとのせるだけ。
どうせ食べちゃうでしょう?」
なるほどね。
本体とことなる色彩をのせると料理が映える。
衣服のコーディネートでも差し色は大事。
人の性質も同じなんだな。
似たもの同士だけで固まると
それがどんなによさそうな環境であっても
べったりと同化しすぎるのかもしれない。
トッピングや差し色程度の刺激が日々を彩る。
あくまでも本体を際だてるもの。
同意できない他人の意見も
自分自身の軸を確認する作業に使える。
ベッドルームに浮かぶ満月を見ながら
早朝ヴィジョンを反復した。
Foto Yaegashi Luna