アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

トッピングで色をのせるだけで引き締まる

今朝の起きがけヴィジョンはこれ。

誰かが盛り付けの極意を説明していた。

実際に映像がみえた。

手と皿にもった料理がはっきりと。


ほら、こうしてトッピングに映える色を

ちょっと置くだけで印象が変わるでしょう?

そう言いながら手でぱらぱらと

何かをふりかけていた。


そして声は続ける。

「人も同じ。自分自身を引き締めるのは

反対意見だったり、対極の思考。」

「ぱらぱらとのせるだけ。

どうせ食べちゃうでしょう?」


なるほどね。

本体とことなる色彩をのせると料理が映える。

衣服のコーディネートでも差し色は大事。

人の性質も同じなんだな。


似たもの同士だけで固まると

それがどんなによさそうな環境であっても

べったりと同化しすぎるのかもしれない。


トッピングや差し色程度の刺激が日々を彩る。

あくまでも本体を際だてるもの。

同意できない他人の意見も

自分自身の軸を確認する作業に使える。


ベッドルームに浮かぶ満月を見ながら

早朝ヴィジョンを反復した。



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Foto Yaegashi Luna