アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

深く果てしない本気の愛を軽く明るく表現する

パイプラインが宇宙につながっていた

幼い頃に感じていたこと

やりたかったこと楽しかったこと。

その原動力は純粋な愛だった。

見返りも求めなかったし

承認欲求もなかった。


成長とともに大人達がまとっている

着ぐるみに似たモノを自分で造って

身につけて暮らしていた。


その方が世間に受け入れられるし

周囲との摩擦が少ない。

人間界の常識を学びながら

なるべくスタンダードの範疇に

身体も頭も収めるように努めてきた。

その生き方は私の場合

本気を出さないことにつながっていた。


両親から受け取った遺伝子は

文武両道の優等生を演じることに

最適な身体と頭脳を造りあげていたから

学生の頃、学校で苦労はなかった。


スポーツが得意な父と芸術的センスのある母。

その両方の血をきっちり受継いだので

中学時代の成績表はほぼオール5。


塾や予備校に通ったことがないけれど

居住地区の最難関公立高校に余裕で合格。

大学も浪人せずにストレートに入学。

就職試験も40倍近い倍率を一発で突破。


試験勉強らしきことはやったけれど

寝食を忘れてというほどの苦労はしていない。

必死の努力という行為をやったことがない。


そこそこの没頭加減だけで

やってみようかなと思ったことは出来た。

物覚えもよかったし手先が器用だから

すぐにいろいろなことに飽きてしまった。


幼い頃にやりたくても

身体的、経済的にできなかったことを

本気でそしてあくまでも軽快に明るく

やってみようと、思っている。


幻の世間が求める理想像や

周囲が描く常識や定説は

まるめてぽいっと捨てて

あの頃に感じていた感覚を

大人になった身体と能力で

取り組んでみたくなった。


そういうタイミングがやってきた。

そんな気がする。

楽しい夏になりそうだ。



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Foto Yaegashi Luna