アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

猫舌イタリア人と熱いお茶を飲む日本人

概してイタリア人は猫舌。

スープや飲みのも全般を

かなり冷ましてから口にいれる。


だからカプチーノを店で普通に頼むと

やたらぬるいのもが出てくる。

熱々でお願いします、と注文しないと

冷えた身体を温めたい場合は物足りない。


日本人はかなり熱めのお茶を飲んだり

鍋・味噌汁などを頻繁に食しているから

カプチーノやコーヒーも

高温のものを口に入れることに慣れている。


我慢することを「飲み込む」

はっきり言わないことを「お茶を濁す」

と表現することと、お国柄が関連していて

おもしろいなと思っている。


イタリア人は熱い思いを飲み込めない。

そのまま口に出す。

愛情表現もケンカもストレート。


日本人は言葉を飲み込む。

熱い気持ちを口から出す場面が少ない。

曖昧な表現でことばを濁しがち。


あくまでも個人差はあるけれど

普通と言われる人物像が

そういうコミュニケーション方法をする。


行動全般もイタリア人は猫っぽいし

日本人は犬のような感じ。


良し悪しではない。

単なる傾向なのだけれど

私にはその中間ぐらいが心地よい。

だからそうしている。


さて針仕事へ行ってきます。

みなさん楽しい1日をお過ごしください。


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Foto Kitayama Hikari