アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

毒を薬にする効果

毒舌を放って問題点を指摘する。

際どい映像で何かを訴える。

ワクチンを作って注射をする。

どれも構造はとても似ている。


個人または団体・社会の

なんらかの害を取り除くために

使いすぎると危険な毒を使う。


天才と狂人の境界線とも似ている。

どこでどうやってどんなふうに

活かしていくのか。

その判断を誤ると

課題がさらに込み入ったり

命を落とすこともある。


作戦のひとつとして

世の中に切り込む有効な手段。

頻繁に使われている。

実際に私も経験がある。


誰かの気をひこうと

少し過激な発言をしたり

激しい作品を作ろうとしたり。


確かに多少の効果はあったけれど

心からそれをやりたくて

やった訳ではない。

だから気合が入らない。

結果として人間関係も仕事も

いまひとつ軌道に乗らない。


あたりまえではあるけれど

大事な経験と学びになった。

なんだか違うな、と

違和感を感じていたことは

やっぱり自分には合わない。


それを体感して成長すると

同じようなことを繰り返さなくなる。


今年もたくさんのことを

経験させてもらいました。

さて仕事納めへ行ってきます。

みなさんよいお年を。


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Foto Kitayama Hikari