アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

たとえ話の腕を磨いて説明力をつける

アインシュタインもこう言っている。

子供にもわかるような

簡単なことばで説明できるようになって

はじめて何かを本当に理解したと言える。


専門用語や知識のひけらかしは

くだらないおしゃべりと

あまり変わらない。

相手に通じないならば

コミュニケーションが成立しないから。


誰かになにかを伝えようとするとき

いろいろなたとえ話を使う。

文章を書くときも同様。


複雑な状況を理解しようとするとき

または課題解決が必要なとき

相関関係や流れを図にすると

ぐっとわかりやすくなる。
 

自分がなにを考えているのか

なにを感じているのか

ことばにできると半ばすっきりする。


そういうことと似ている作業だ。

展開できるし装飾できるから

余計な部分を取り除いたり

必要なものを足したりできる。


コミュニケーション能力や

説明力・表現力を磨きたかったら

たとえ話がすっとできるように

気張らずに訓練するといい。


普段から自分の感じる感覚を

ことばにして似ているものを探す。

誰かやなにかを観察して

似ている生物・動物・植物を探す。

そういう単純な練習。

絵のデッサンと同じ。


たとえ話で説明してみる。

「青」をいろいろな表現にしてみよう。

悲しみと苦しみを抱えた人がまとう重い青。

爽やかで軽い気分の晴れた空の青。

物知りだけど多くを語らない知性の瞳の青。


こんな風にひとつのことばや物を題材に

いろいろな表現をしてみる。

どこかで聞いた・読んだ表現でかまわない。

どんどんやってみると

想像力も表現力もぐんぐん成長する。


ぽっかり空いた時間や

通勤・通学時間におすすめの

表現力アップトレーニングです。

ぜひやってみてください。



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Foto Yaegashi Luna