アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

ホバリング期間

占星術の世界で言われている

風の時代にふさわしいことを

やってみようと思った。


ラジオのような音声発信は

風のような声を使うのでぴったり。

その閃きを実行しようと

YouTubeにアップロードしてみた。

何度かやってみたのだが

どうにもうまく行かない。


Wi-Fiが切れたり

録音した音声がこもってしまったり。

今日はいけるかなと思いながら

針仕事をしていたら

急に喉が痛み出したり。


やめておけということかな?

そう感じたので

手元にやってきたカードに質問した。


現れたのはタツノオトシゴ。

ホバリングせよというメッセージ。

ハチドリやヘリコプターが

空中停止する飛行状態を

タツノオトシゴは海の中でやる。


シンクロナイズドスイミングの

選手達が水面上では笑顔と演技を

繰り広げるけれど

水面下ではポジションを保つために

水かきをしているような感じ。


つまりは周りでなにが起こっても

どこにも身体を預けない定位置で

状態をキープしろということ。


姿勢保持のために

特定部分をものすごい高速で

動かしているのだけれど

ぱっと見は止まっている。


ハチドリやタツノオトシゴは

生まれつきの能力として

ホバリング技能を持っている。


ヘリコプターの場合は

ダウンウォッシュと呼ばれる

下方向への気流に機体を流されないように

操縦しなければならないので

高度な技術のひとつとされている。


そのホバリング期間だから

どこかへ向かって飛んで行く

時期ではないのだ。


いつどうなるかわからない

なにかを待つというのは

時にとても難しいことでもある。


執着も期待も願望も全て手放して

ゼロのポジションをキープする生き方の

マスタークラスの最終段階だから。

今朝改めてそう言われた。


ではホバリングしましょう。

いつまでという問はせずに。



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Foto Yaegashi Luna