アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

ニセモノの教えと学び

数日前受け取ったタロットカードは

中国製のニセモノだった。

本物の半分くらいの大きさで紙もペラペラ。


なんでこんなに安いのかな?

と注文したときに思った。

価格相応の品質なので返品はしない。

持ち歩きしやすいサイズだから

携帯用にすることに決めた。


カードを受け取った翌日

起きがけに長めの文章の

英語メッセージが降りてきた。

普段は単語だったりひとことなので

珍しいなと思いながら

ごもっとであたりまえの内容を

脳内で日本語に翻訳した。


「自分が欲しいものをまずは

 惜しみなく与えると

 必ずまわりまわってやってくる」


突飛なメッセージを受け取ることは稀。

たいていはあたりまえのこと。

うる覚えの場所へ向うカーナビみたい。

だいたいの道順は覚えている。

それでもときどき確認するかのように

現在地を教えてくれる感じ。


今回のニセモノカードが教えてくれたこと。

①役にたたない物などない。

 たとえコピーした品物であっても
 それを売った誰かやその人の家族の生活費の
 足しになっているかもしれない。
 持ち歩きサイズなので身軽な旅にも
 気軽に持参できる。

②自分が届ける側ならがっかりさせない。

 楽しみに待っていたなにかを受け取って
 やっぱり手元に来てもらってよかった!
 誰かになにかを届けるなら
 そう思ってもらえるものを届ける。
 
③必要以上に物事に執着しない。

 物に惚れやすくて壊すのが嫌で
 なかなか使えない質を「丁寧に扱う」に
 変換してどんどん使う。
 違和感を感じる物事に対面したら
 その訳をはっきりさせて事象自体に
 執着せずにさっさと手放す。


この記事を書きかけで保存して

他のことをしていたらすっかり忘れていた。

執着していない証。

よしよし。いい感じ。


素敵な日曜日をお過ごしください。


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Foto Yaegashi Luna