アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

人魚・アマビエ・花火

先月から色濃く何度も

メッセージが届くのは

このようなもの。


疫病退散の守り神とされている

アマビエが公共広告にも使われた

そんな情報も最近知った。


昨年ペルージアでは

アマビエをテーマにした

展覧会が開催された。


鳥のようなくちばしと人魚のような

尾ひれを持つ女の妖怪。

スターバックスのシンボルマークの

人魚にも形が似ている。


あれ?これはかなり強い

メッセージとしてやってきてると

感じたのは先月。


ロンドンに住んでいる

友達の娘さんが女の子を宿し

日本語の名前をつけたがっている。

その話を聞いてあげて欲しいと

近所の友達に頼まれた。


彼女が気に入っていた響きが

アマビエのアマビとハナビ。

女の子の名前としては

ちょっと異色すぎるけれど

そのロンドンからの電話で

私自身はメッセージを強く感じた。


西洋占星術のホロスコープには

サビアンシンボルというものがある。

360度それぞれにあてはめられた

エネルギーを物・人・場所などで

象徴的に表現している。


私のサビアンシンボルのひとつに

陸を眺める人魚が登場する。

海と人間界の狭間での葛藤。

人魚姫の物語では足の代わりに

美しい声を失ってしまう。


狭間の位置に立っていると

どちらの世界もよく見える。

だから冷静でいられるけれど

なかなか熱くなれない。

ひとつの思想を強くかたれない。


美しい花火のようにあちこちで

花咲いては消える人の情熱を

海のど真ん中の岩に座って

ながめている自分の姿。

現時点の私のエネルギーなのだ。


花火の柄のノートには

将来の私の暮らしを書いている。

同じ柄のもう1冊のノートには

読んだ本のお気に入りフレーズを

そのまま書き写している。


針仕事へ行ってきます。

肉体を持った私は人間界を

すいすい泳ぎます。

好きな歌を歌いながら。


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Foto Yaegashi Luna