アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

トラブルが絶えない人の言動

自分の意見が正しいと
頭から信じて疑わず
さらに自衛心が強い。

こういうタイプは
なにかと諍いを起こしたり
巻き込まれたりしやすい。

誰かとの意思疎通が
上手くいかない結果として
実際にトラブルが起きたとき
まず「自分は間違っていない」
と主張するからだ。

現実的な問題が発生したら
まず大事なのは
その具体的な解決手段を
見出すこと。

誰が間違えたか
責任は誰が持つべきかは
目の前のトラブルを
解決してからでかまわない。
学びを確認するのは
事後でかまわない。

次男と父親に任せた
教科書の注文ミスがあった。
すでに持っている本も
届いてしまった。

実物を比較しながら
同じ本か確認している次男に
リストをすぐに再印刷しろと
せっかちな父親が急かす。

手元に印刷済リストが
あるはずなのに。
書類管理が苦手な2人が
「今すべきこと」の差で
言い争いを始めた。

解決する行動を
取ることは私にもできる。
でも彼らに任せることにした。

リストの中に要らない本が
混じっている場合には
はっきりどれが必要か
わかるように注文すべきだし
本屋も確認をすべき。

そこですれ違いがあった。
そして間違った本は届いた。

では今できることは?

表紙が似ている本の中身を
確認していた次男の行動は
間違っていないし
再確認できるリストを
調べる行為も間違っていない。

ではなぜケンカになるのか?

「今」に焦点をあてないから。
そして自分以外の誰かに
責任をとってもらいたいから。

どうやって注文したのか。
返品を受け付けてくれなかったら
無駄になった本をどうするのか。
リストを確認しなかった
本屋がいけない。

そんな風に視点が過去や未来に
微妙にズレたままで
責任のなすり合いをする。
だから問題解決の論点が
いっこうに定まらない。

やれやれ。
ニンゲンという生き物は
めんどくさいなあ。
そんな風に白猫スカイが
どこかへ行ってしまった。

爽やかな初秋の風が吹く
心地よい日曜日です。
素敵な1日をお過ごしください。

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Foto Yaegashi Luna