アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

現代の兵糧攻め

イタリアでは10月15日から
企業就労者を対象に
職場でのグリーンパス保持制度が
12月までの期間限定で始まる。

体内に注射針から
不要な成分を入れれば
その期間内は有効なパスが
発行されるという仕組み。

現代的な兵糧攻め。
戦争の武器販売で
稼げなくなった分を
薬の売上で穴埋めするのかな。

有料検査を48時間ごとに
受けるという選択肢を
選びにくい状況の家族は
身体への影響不安があっても

「家族全員の検査料金を
 払い続けることはできない」

と判断して無料の注射を
いやいやながら選んで
グリーンパスを手に入れる。

接種済の人も陽性になるのに。
それでもパスがあれば
レストランや映画館へも入れる。

症状が軽くなることと
保菌伝播力は関係ないよね?
だったら接種済の陽性者が
ウロウロする方がヤバくない?

矛盾だらけの制度。
「グリーン」という安全そうな
名前をつけたって騙されない。

身体にどんな反応が出ても
いっさい保障もないのに。
迷っていた知人は誓約書を読んで
献体するのをやめた。

注射を打ちたい人は
それも選択肢だから
いっこうにかまわない。

やりたくないのに
自腹で検査代を払えないから
身体を差し出すという仕組み。

それを公に作っている状況を
あっけらかんと見逃すほど
毒されていることに
気づかないことは
シアワセなのかもしれない。

どこでも売っている加工食品や
化粧品・薬・洗剤などに
混入されているモノや
空気や水に混じっているアレコレ。

それをひとつずつ検証したら
穏やかな暮らしが
送りにくくなってしまう。

ストイックに不自然な成分を
全排除する生活はしていないけど
なるべく不要なモノは
体内に入れないことにしている。

今回の兵糧攻めに私は屈しない。
世界規模の人体実験に参加しない。
48時間ごとに検査をして
これまでの就労時間を保つ。

システムに守られる部分と
攻められることが
同時に存在するのが
近代社会の仕組み。

今ここで生きていくための
アンテナは日々磨くしかない。

無料ですよ。どうぞ。
と差し出された注射針。
私はにっこり笑ってはっきり言う。

「No Grazie」

秋らしく穏やかな朝です。
素敵な週末をお過ごしください。

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Foto Yaegashi Luna