アレコレ楽書きessay

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嫌な奴ホイホイ・罠にかかったネズミとトカゲ

大家さんが仕掛けた罠に
2cmくらいのネズミと
尾の長い綺麗なトカゲが
引っかかって死んでいた。

玄関ホールは一部共用。
電気系統の配線があるので
いたずらされては困る。

動物・植物を大切に扱い
普段は水や大地に
負担のかからないものを
使っている彼女も
家を守るために
最小限の防御はやる。

その考え方が似ているので
普段の暮らし方で
いざこざが起こらない。

以前の家のご近所さんのひとりが
積極的に蚊を退治する
消毒業者を呼ぶ活動をしていて
困ったなあと思っていた。

業者に支払うお金を
近所の賛同者から集めていた。
私は反対意見だったけれども
元旦那は賛成側。
彼から頼まれて
お金を持って行った。

個人的にはやめた方がいいと
思っているのだけど。
と、意見を伝えるた。
蚊以外の生き物も
たくさん死んでしまうから。

すると
「あなたベジタリアン?」
と聞いてきた。
彼女はヴィーガン。

いいえ、と答えると
少し皮肉な笑顔で
「だったらいいじゃない」
そう言った。

感謝して食べることと
無差別殺戮は別物。
私はそう思うけれども
その人との尺度が違う。

だから翌年からは
支援したければ
自分で行ってくれと
元旦那に告げた。

蚊だけを殺す薬なんてない。
小さな命達の世界の
バランスが崩れすぎる。

不要な水溜りを作ったのは
人間の方なのに。

澱んだ水をきれいにするために
ボウフラは増えて
蚊が大量発生する。

自宅の周りで蚊の発生を
防ぐためにできることを
まずやっているのだろうか?

植木鉢の皿の余分な水。
庭やテラスに放置した容器。
そういう場所に蚊は卵を産む。

ゴミを溜めて掃除をしなければ
厄介なことを招き入れる。
これは家の中、周辺に限らず
人の身体や思考も同じ。

罠にかかって命を落とした
ネズミとトカゲは
彼らの生物としての活動を
していただけであって
人を脅かすために
侵入してきた訳ではない。

厄介な人物が現れたとしたら
それは彼らの役割を
こなしてくれるために
わざわざ登場してくれた
ありがたいキャラクター。

嫌な奴ホイホイを
仕掛けているのが
各自の思考なのだから
それを取り除くのも本人。

自分と相性が合わなくても
他の場所では活躍する人間を
近くに呼び寄せて
お互いが不快な思いを
我慢し合う必要なんてない。

次はもっとのびのびとした
場所で命を全うしてね。
そう祈りながら掃除を続けた。

今朝はグリーンパスを
取得してから職場へ。
行ってきます。

素敵な1日を。

ヴィーガンじゃないけど
美味しいヴィーガンパスタ(笑)↓
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Foto Yaegashi Luna

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