アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

江原啓之さんが夢で教えてくれた鳥がホントにやってきた

空気の入れ替えのために
開けていた東の窓に
突然の来客がやってきた。

頭の装飾羽毛をトサカのように
ブワッと立てた茶色っぽい鳥。

いきなり飛んできて
家の中まで半身を入れて
ひと声あげて飛び去った。

ほんの一瞬のことだった。
少し前に夢で見た鳥の姿に
そっくりだったので驚いた。

すぐに立ち上がり
外をきょろきょろ探したが
もうその鳥の姿は見えなかった。

少し前に夢の中で
江原啓之さんと
いろいろな話をしていた。

その時トサカのように
装飾毛を立てた鳥がそばに
飛んで来たのだけれど
鳥の名前がわからない。

彼が言った。
「マツカサ鳥だよ」

マツカサ?
音だけわかったけれど
聞いたことのない名前だった。

さっき同じ姿の鳥が
現実世界にやってきたので
あ!マツカサドリ!と
夢を思い出して調べてみた。

マツカサは松笠。
松ぼっくりのことだった。
形が似ていることから
松果体の象徴とされている。

法皇の杖や門の装飾などに
使われている智慧のシンボル。

私が物質世界にどっぷり浸って
アレコレ楽しんでいると
見えない存在達はこうやって
「非現実」と呼ばれる
非物質世界のメッセンジャーを
肉眼で確認できる形で送ってくる。

家にはたくさんの
松ぼっくりが飾ってある。

統治の智慧の杖でもなく
仰々しく石で作り上げた
門構え装飾でもない。
ごろごろとそのままの形で
家のあちこちに置いてある。

私が今回の人生で
選択した「智慧」の形は
個々の人間が
内包して持っているもの。
誰もが平等に。
上下関係も主従関係もない。

そのシンボル的な「そのまま」の
ごろごろ松ぼっくり。

今日は少し曇り空。
日差しが熱すぎる日が続いた後は
身体がほっとします。

素敵な日曜日をお過ごしください。


Foto Yaegashi Luna