なぜか惹かれる物や事柄に
理由がわからなくても
とにかく取り組んでみる。
アイロンをかけながら
音楽を流していたら
一緒に歌いはじめて
そのうち夢中になり
ひとりカラオケを楽しむ。
すると気になった歌詞が
人生の方向転換への
メッセージだった。
依頼仕事をしていたら
新しい手法を試したくなって
しばらく追求を続ける。
少し忘れかけた頃
その技を活用できる場が
突然やってくる。
そんな風に寄り道が
さり気なく私を支えている。
そのことに気づいたのはいつだろう?
だから状況が許す限り
寄り道はどんどん楽しむ。
この身体でこの人生を
思いきり味わうために
他人尺度の「〇〇すべき」
という基準は手放した。
自分自身で作りがちな
既成概念に基づく制限にも
もうさようなら。
チカチカするアンテナに
引っかかることを
実際にやってみる。
急ぎでない仕事は後回し。
不快でない限りは家事も放置。
危険がないなら子供も放任。
今日もたっぷり寄り道を楽しむ。
foto Yaegashi Luna