アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サイレント・マイノリティ

小説家、塩野七生さんの本のタイトル静かなる少数派。 入院しているお義母さんの付添いをしながらそのことを考えていた。 膝の手術がうまく行かず再手術を待っている。 薬の量がものすごい。病院から出されるものに加えて毎日服用している錠剤も持参。まさに…

ぱっと見を綺麗にする

針や爪楊枝で細かい所を掃除するのが得意。 だからその細やかさに乗っ取られないよう普段はぱっとみだけを基準にして行動している。 家の掃除、身だしなみ依頼仕事、全てにおいて。 今だ、というタイミングでその能力を全開にすることもある。 コーヒーマシ…

螺旋階段を昇る

ぐるぐると同じようなことを繰り返しているようでもそれが上昇方向なら構わない。 「螺旋階段が怖い」 そう言った友達がいる。踊り場がないから落ちたら止まらない、と。 私にはなかった発想だった。 村上春樹さんの「1Q84」にも螺旋階段が登場する。そこを…

頼まれなくてもやりたいこと

誰かに頼まれなくても報酬がなくてもやりたいことをやる。 それがそのときの自分にぴたりと合う行動。 成長とともにどうしても私達は「やらなくてはいけないこと」に重点を置きやすくなる。 義務、責任を必要以上に感じてまず「すべきこと」を優先させる。 …

原点回帰

春分の日は宇宙元旦そう呼ばれるらしい。 今年は満月とも重なり星のパワーは強烈で原点回帰を促された。 占星術の細々したことは面倒くさいから覚える気にならない。 けれども天体の動きと私達それぞれの活動がシンクロしていることを日々体験しているので天…

聖なる交流

性交流は聖なる交流。 どうして人間界では嫌らしい・恥ずかしい・忌まわしいそんな感覚を植え付けられるのかずっと不思議に思っていた。 私が性交流の聖なる感覚を今の身体で意識したのは3歳頃。もちろん言語や映像で理解した訳ではない。 性行為によって新…

高層ビルから落ちるトウモロコシ

こんな夢をみたことがある。 高い建築物の窓際から飛ぼうとしている。 自殺ではない。1歩前に踏み出せばちゃんと飛べることを知っている。 工事現場のように足場の組まれたその建物に窓ガラスはない。 縁から下を覗く。私はひと粒の乾燥したトウモロコシを投…