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アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

トイレの香りはシャネル5番と19番

 

誇張表現でも

奇妙な願望でもなく

そのまんま事実。

 

海外出張のお土産に

父がシャネルの香水を買ってきた。

鼻が利かない母は「使わないから」と

トイレの臭い消しに使っていた。

 

幼い頃はシャネルの香水が

価値のあるものだと

まったく知らなかったので

トイレの窓にちょこんと置いてある

2つの小瓶を何も考えずに見ていた。

 

ある程度成長してその値段を知って

トイレの臭い消しには

ふさわしくないと解ったとき

2つの事を思った。

 

値段を知っていた母が

躊躇せずにトイレで使う度胸。

お土産を渡した後は

相手がどう使おうが

感知しない父の肝っ玉。

 

この2つに微かな感動を覚えた。

 

豚に真珠、母に香水。

他人には価値があるものでも

自分に必要なければ無用の長物。

 

その精神をワタシは

しっかりと受け継いでいる。

 

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foto 長尾景虎 [写真素材 足成]