朝に白湯を飲み始めた。
簡単なことなのに
やっていなかったこと。
掛け値なしに美味しい。
日本だけでなく
世界中に白湯習慣はあって
取り入れてるのは
みな私好みの人達。
いちばん好きな人の前で
素直になれない
思春期の若者のように
遠ざけていたあれこれ。
楽しい。
美味しい。
欲しい。
やりたい。
自分の中にある
いろんな顔に嘘をつかずに
どんな表情も
懐の深い母のように
そっと見守っていたら
純粋な子供のように
まっすぐに行動できるように
なってきた。
平日出勤するときは
キッチンでいただく白湯を
今日は東の窓辺で。
刻々と移ろう空を眺めながら。
最高の贅沢だ。
土曜日にも授業がある
高校生がバス停へ向かって
歩いていく背中が見える。
行ってらっしゃい。
君たちの日々が
色鮮やかでありますように。
素敵な1日を。
Foto Yaegashi Luna