アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

鬼ごっこ

ふと「高鬼(たかおに)」のことを
白湯を飲みながら思い出した。

高いところにいれば
鬼に捕まらない。

なんだか大人もやってるなあ、って。
そう思った。

周りよりちょっと高いところに
登れば安全で
降りると鬼になっちゃうかも。

だから高いところに登る。
移動しなければ安全。
降りなければ捕まらないけど
誰も動かないとつまらない。

スリルを楽しみたい
チャレンジャーがまず動く。

鬼がそっちに気をとられているなら
ワタシもボクも動けるかな?
先陣に続く誰かが動く。
怖がりさん達は動かない。

わぁわぁ、きゃあきゃあ言いながら
追いかけたり追いかけられたり。

ずっと鬼じゃつまらない。
かわりばんこに鬼になる。

大勢登れる場所には
わーっとたくさん人が集まる。

やってるよね。
「現実」と呼ばれる所で。

やーめた。
いち抜けた。
帰るね。ばいばい。

そうやって私達は
「おうち」に帰る。

「遊び」だよね。
楽しいからやる。
ルールがあってその範囲で
わくわくしながらホンキで遊ぶ。

人生は「遊び」だから
つまらなくなったら
遊び方を変えればいいんだけど。

鬼の役をやってる仲間を
「嫌なヤツ」とささやきあって
愚痴ばかりこぼして
動かないで
「つまんない」となげく。

わたしは色鬼が好きだったな。

カラフルな洋服を着ている子の
周りにたくさん
友達が群がるのがおもしろかった。

すっかり春です。
朝晩は少し冷えるけど。
昨日は庭ピクニックしました。

素敵な1日をお過ごしください。


Foto Yaegashi Luna