アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

動けなくなったときに

知識ばかり詰め込むと

動けなくなることがある。


デッサン力のある人はたくさんいる。

なんでも上手に描ける人もいる。

様々なテクニックを知っている人も。


だけど基礎知識もなにもなくて

ただ絵を描くのが楽しいから

どんどん描いていたら

その画風やキャラクターが

世間の流れに乗った。

そういう人もたくさんいる。


デッサンの実力がすぐに

魅力的な画風につながるとは限らない。

世界中に名の知れ渡る画家も

試行錯誤は必ずする。


デッサン力を全面に出さずに

さくさくと軽く仕上げて

ひとつの世界を創り上げ

そこを中心に伝えたいなにかを

広げていく人もいる。


もし動けなくなくなったら

外からの情報をシャットアウトして

まったく別のことをするといい。


なにをしたら

なにをしなかったら

心地よいのか

自分にちゃんと聞いてあげる。


するとベストなタイミングで

ぽろりとかさぶたがとれるように

身軽に動ける自分に気づく。



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Foto Yaegashi Luna