アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

不可能を可能にする第一歩

なにかもの珍しいことを

やってみようかなと言葉にすると

周りにいる心優しき人々が

よかれと思ってアドバイスを

してくれる時がある。


大丈夫?

やめた方がいいんじゃない?

〇〇はどうするの?


本当に心配してくれている

言葉だとしても

動こうとしている時の

ブレーキになったりする。


でも、そういう言葉を聞いて

やっぱりやめようと決めるのは

紛れもなく自分自身。

他の誰の責任でもない。


親や家族、恋人や友達。

身近な人の言葉であればなお

振り切って行動することが

とても難しく感じてしまいがち。


覚悟をきめてできることからやる。

ブレーキことばを放った人に

やってみるよと宣言してもしなくても

まずは動き出すことでしか

私達の現実は変わらない。


ピアノの鍵盤に指を乗せて

押してみないと音が出ない。

それを積み重ねて組み合わせることで

美しい曲を奏でることができる。

線を1本ずつ描くから

紙の上にデッサンが出来上がっていく。


そんなことできるわけないよ、と

信じている人が多い事柄は

「不可能」という領域に

ぎっしり押し込められている。


それをひょいと拾い上げて

やってみようと行動に移した人々が

この世界を変えてきた。

本人は案外、楽しんでいるだけだったりする。


世の中をひっくり返すようなことでなくても

「私には無理」「俺にはできない」

そうやって自分自身に宣言するから

できないことがたくさんある。


不可能か可能か。

それをやる前から決めてしまったら

せっかくの人生を

自分でつまらなくしている。


荷物整理をしていたら

懐かしい日記が出てきて

イタリアに来る前のことを思い出した。


あの頃の私にそっと伝える。

その選択はあなたの人生を

とても豊かにするよ、と。



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Foto Yaegashi Luna