アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

単なる確率から考えれば簡単にわかること

サン・ロレンツォと呼ばれる8月10日

イタリアでは流星群を眺める習慣がある。

日本ではペルセウス流星群と言われる。


たくさんの星の瞬きを

涼しい夜風を浴びながら

静かに眺めるのが大好き。


これだけたくさんの星が

地球からもはっきりと見えるのに

人間のような知的生命体が

他の星に存在する・しないという

議論を今だにしていることが不思議。


海や空の旅が簡単ではなかった時代に

他の大地には文明を持った生命体が

いるかいないか議論するのと

全く同じことなのに。


知らないことは怖い。

怖いから「ない」ことにしておく。

そんな幼子のようなことを

確率計算が得意そうな人物が公言する行為

それこそが世にも奇妙な物語。


自分が長い間信じてきた世界を

覆す出来事が起きて欲しくないと

願う人は多いかもしれない。

確かなことや安心できることを

人間は求めて止まないから。


一生懸命学んできた歴史や

絶対に正しいと教わってきた公式が

通用しない世の中になってしまったら

すべての基盤が揺らぐ。


その不安と恐怖から意識的に

「地球以外に知的生命体はいない」

という無謀な仮説を抱き続けるヒトが

まだまだたくさんいる。


でもだいぶ他の星の知的存在からの

有意義な情報提供が受け入れられるように

なってきたように感じられる。


姿をみせない存在からチャネリングで

さまざまな情報を降ろす人も

そのメッセージに耳を傾ける人も

格段に増えている感じがする。


だからといってすべての課題を

地球外生命体に解決してもらおうと

スーパーヒーロー的に扱うのは言語道断。


私達が汚した大地や水や空気のことを

なんとかしようと動くべきなのは

あくまでも地球で暮らしている我々。


できることをやる。

なるべく大地に負担をかけない物を選び

自然のサイクルに寄り添う暮らしを心がける。

頑張りすぎないし無理はしない。


なにしろ一生続くマラソン。

自分のペースを大事にする。

夜空を見上げなから

そんなことを考えた。


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Foto Yaegashi Luna