アレコレ楽書きessay

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本当にヤバい時は平常運転とはやり方が真逆になる

このことに気づいたのは
元ダンナが糖尿病になったとき。

普段はなるべく飲まない方がいい
コーラやスプライト
摂取しない方が望ましい
白砂糖などが低血糖症状を
改善させて命を救う。

病院での手当てもそうだ。

やや重病気味の患者の
手術などはじっくり検討するから
日々の軽い手当てよりも
後回しになりがち。

けれども出血が激しい
緊急時にはとにかく
応急処置を施す。
真っ先に対応する。

先日の針仕事でも
似たようなことが起こった。

少し手間のかかる修理は
簡単にできる方を優先させて
厄介なものを後回しにする。
時間を取られすぎると
他の作業チームへ服を渡せないから。

ところが納品が迫っていて
とある修理が可能かどうか
それとも作り直しか
判断するためにはまず
やってみないとわからない。

作り直しが必要ならば
その判断を早急に
しなければならない。

そういう切り替えスイッチの
使い方はどんなことにも応用できる。

本当にヤバい時って
実際はそれほどない。
普段の生活でタスク化している
ほとんどのことを
やらなくても大丈夫。

家事・仕事・連絡などの
大半はすぐにやらなくても
生死には関係ない。

「やらなくちゃ」

と思い込んでいることの
99パーセントは
「やったほうがいい」程度。

作業スペースや家は
きれいな方が快適だし
きちんと作った方が
食事の質も味もよくなる。
身だしなみも同様。

普段のその小さなあれこれが
実際の暮らしや人生を
結果として大きく変える。

針仕事へ行ってきます。
素敵な1日をお過ごしください。


Foto Yaegashi Luna