アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

空を飛ぶ人が自転車で空を走る人間になる

数年前、友達の母親が突然

空を飛ぶ女性の映像を送って来た。

パラグライダーのような乗り物で

彼女は操作していない。ただ座っている。


特別なメッセージが添えられている訳ではない。

ただどこかでみかけた動画がいいなと思い

彼女はふと思い出した私に送ってきた。

それだけの出来事だった。


鳥の群れと一緒に空を飛んでいて

力強く羽ばたく鳥に

そっと手を伸ばすと触れることができる。

その女性の喜びや戸惑い

様々な感情を感じることができる映像だった。


昨日、あるグループのメンバーが

空と陸の境界線がわからない湖で

自転車を漕ぐ人々の映像をシェアした。

雲間を自由にすいすいと二輪走行してる。


ふと〇〇に✕✕をシェアしようと思うことが

SNSを使っている人ならばあると思う。

こういう画像をなんとなく送信してみようと

ある存在達が私達の背中を押してくれるのだ。


それを自由意思だと思っていても構わない。

たいていの人は無自覚でちゃんと

やるべきことをやっている。


宇宙の流れに身を任せる生き方というのは

このふとした感覚を研ぎ澄まして

なんとなくやりたいことをやり続ける

そういう暮らし方のことをいう。


目標や計画、緻密な計算に頼って

何かを成し遂げることも

それはそれでおもしろいゲームだと思う。


でも宇宙のルールに沿った遊び方を覚えると

いつも芯が凪状態なのに毎日エキサイティング。

ハマるとやめられない生き方だ。


今朝、数年の隔たりをもって私のもとに

やってきてくれた2つの映像がリンクして

ひとつのメッセージとして言葉になった。


ただ座って空を飛んでいる女性の映像が

当時私に伝えたかったことは

「いつでも羽ばたくことができる。

自分で操作しなくても」ということ。


そして私は妻・母・女・人間として

自分で設けていた制限を手放して飛びたった。

頑張らないことで現実が動くスピードは

どんどん加速していく。


昨日受け取った映像から受け取ったメッセージは

「グラウンディングをして

みえる世界とみえない世界の2輪車を

自分で漕ぎながら空を飛び続けろ」というもの。


地球上で肉体を持った私達の暮らしを

パラダイスそのものにするには

自転車を漕ぎ続けるようなことが必要。


物質世界のごたごたに囚われることはないが

衣・食・住を整えると生きる事が楽になる。

だから毎日着る服を心地よいものにして

身体が喜ぶものを食べて

住処を心地よい状態にするのは

極楽人生の基本的な行動。


そして前世療法でトラウマを手放したり

パワーストーンでエネルギーを補強してもいい。

でもそれはあくまでもサポート。

心と身体と頭をバランスよく使って

現実生活をいかに快適にするかが大事。


だから毎日が楽しい自転車操業なのだ。

漕がないと2輪車は倒れてしまう。

自分の足でちゃんとペダルを踏んで

ハンドルも行き先に向けて操作する。


映像リンクからそんなメッセージを

組み立てた土曜日の朝でした。



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Foto Yaegashi Luna