アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

赤と黒のグミみたいな龍を手に持って廊下を歩く

人の姿はない。
白い壁に白い扉。
廊下に散らばるスリッパも白。

子供のために買った
おやつのおまけを手に廊下を歩く。
グミみたいに半透明の赤と黒の龍。
右手に持って歩く私。

「またこの龍のシリーズが
 始まったんだな」

そう思いながら
ぼよんぼよんとおまけの龍を
揺らしてみる。

集めるのかな?
いらないけど。

そう考えつつ
誰も射ない廊下を歩く。

これはおとといの夢。

赤と黒は行動・戦い・決断の
シンボルカラー。
腹を括って動くタイミング。

あくまでもおまけ。
おもちゃのゴムの龍だから
存在感は小さい。

だから決断といっても
一世一代の大掛かりなものじゃない。
片手でぶらぶらできるくらいの
軽いものの象徴。

夢解析はたいてい
起きてすぐにやるけれど
なんとなく放置していた。

そのままフェイドアウトする
夢もたくさんある。
今回の龍は消えなかった。

たとえオマケでも
オモチャでも
消えたくなかったんだろう。

ほんの少し涼しい午後。
お昼寝してから
色鉛筆作業を始めます。
おやすみなさい。

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Foto Yaegashi Luna