アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

気づかないしあわせと、それから

知らなければよかった。
気づかない方が楽だった。

そんなことあるよね。

普通に店で売ってるモノの
安全性をこれっぽっちも
疑わない頃コンビニは
なんでも揃っている
天国極楽だった。

何も考えずに
格安商品を買ってた頃は
作っている人々の
労働環境など
微塵も考えなくて
ほんとに気楽だった。

周りの大人の言動に
疑いを抱かない幼い頃は
判断基準がはっきりしていて
選択肢から選ぶ苦労が
あまりなくて迷わなかった。

やがて視野が広がる。
すると基準が振れる。
これまで信じていたモノが
根底から崩れていく。

そのときにどうする?

これまでの世界にとどまる。
これからの方向へ舵を切る。

最終的には誰もが
自分で決めるしかない。

気づかなかった頃より
ほんの少し孤独で
迷いが増える時期を
手探りで乗り越えると
その先にはぱっと開ける
出口が必ずある。

そこにも必ず仲間はいる。

雨があがった土曜日の朝。
今日はシャワーからスタート。
素敵な週末を。

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Foto Yaegashi Luna