アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

兄からの電話とこれからのこと

先週久しぶりに兄から連絡が来た。

彼が高校生・私が中学生の頃から

「たまにいろいろな話をする」という

関係性はあまり変わらない。


生き方と方向性は違うけれど

「バランスを取りながら生きる」

という共通点がある。

だから話が通じない訳ではない。


ただし彼の主な基準はあくまでも

人間界の事柄に限定されている。

私がバランスよく取り入れていることは

人間界と非人間界の事象。


私の生活基盤が大きく変わったこと

彼の仕事に変化が必要あったこと

その流れでいくつかの提案を受けた。


彼の信念基準からすると

私の生き方は謎と不可解な選択の

連続に見えるのかもしれない。


億単位の自社ビルを建てて

事業をまわしている彼からすれば

パートやアルバイトだけで

生活費を賄っている私の生き方は

不安定なものに見えるのかもしれない。


けれども私は完璧に満たされていて

欠乏感を微塵も感じていない。


得意で好きなことを仕事にしているし

面倒な付き合いにも巻き込まれず

やりたいことをしているし

食べたいときに食べたいものを食べ

眠りたい時に好きなだけ寝ている。


外出禁止令が出されても

私の生活は圧迫されるどころか

さらなる解放感を感じられる

ありがたい期間でしかなかった。


人間界の多くの人は

「成功」や「達成」という概念を

経済的または社会的基盤を

基準にしていることが多い。


「特定の分野で有名になる」

「企業や事業を経営して金銭的に裕福になる」

「結婚して幸せになる」

「綺麗になってちやほやされる」

「マイホームを買って安定した生活をする」


本当にそういうことが自分自身の

個人的な幸福感につながるかどうか

深く追求しないまま尺度として取り入れている。

その割合の多いことに驚く。


それでも楽しんでいるならいい。

100人いれば100通りの楽しみ方があるから。


私自身の成功と達成は成就されているし

周りにいる人達はそれなりに楽しそうだから

しゃしゃり出る言動はしない。


でも少し遠い場所を眺めると

じたばたともがいてる人がたくさんいる。


それならば私自身がたどった道筋や

やり方をシェアすることで

何かヒントを提供できるかもしれない。

その環境を整えている。


兄から受けた提案のなかで

面白そうだなと感じることも

ありがたくやってみることにする。


変化を怖がらずに流れにのって

風に吹かれて飛んでみる。

これからはそういう時代が来る。



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Foto Yaegashi Luna