アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

困難の対処法と空手の教え

空手の敵への対応指南と

人生の困難への対処法は似ている。


襲われそうになって

逃げ切れるならまず逃げろ。

できることなら戦うな。


もし逃げられないなら

相手の懐へぐっと近寄れ。

中途半端に逃げるとやられる。


筋肉の量と力技では

全く歯がたたない相手を

一発で倒すことができる場所が

人体にはいくつかある。

そこを突くには飛び込むしかない。


人生で巡り合う課題も

その通り対処するといい。


できることなら関わらない。

愚痴ばかりこぼす人

やたらと介入してくる人

価値観を押しつける人

べったり依存してくる人

こんな人達からは距離をおく。


自分がやらなくていい事からは

きっぱりと離れて関わらない。

自分が今できないことは考えない。


もし避けられない相手なら

その人を自分の鏡として冷静に観察する。

鏡を素手で割ったら怪我をするし

自分の姿も写らなくなる。


すぐに怒る人ならば

その「怒り」の根源はなんだろうと

そこにフォーカスする。

放つ言葉は単なる鎧だから。

怒りの奥には劣等感や

自己否定感が隠れている。


やたらとおせっかいを焼く人は

自分の課題と向き合うことを

避けるために周りの人に

あれこれちょっかいを出す。


泣き言ばかり繰り返す人は

誰かに構ってもらうために

自分から進んで面倒な場を

選んで身を投じ続ける。


逃げられない子育てや仕事ならば

コツを掴むために没頭してみる。

他の事をやりたいのにできないと

嘆く暇があったら手と身体を動かして

その瞬間に集中する。


逃げられないなら飛び込め。

逃げられるなら戦うな。

この教えは空手をやめた今でも

毎日実践している。


日差しのあたたかい日曜日です。

素敵な1日をお過ごしください。


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Foto Yaegashi Luna