アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

ギラギラした派手な糸

スエードの生地があったので
鞄を作っている。
型紙はない。
キッチンにある皿を使った。

どんな風に表情を変えるか
知らない素材なので
手探りで作りながら工夫をする。

今朝夢で「派手な糸を隠す」
というシーンが登場した。
ギラギラした糸を使った
なにやら尖ったモノが見える。

私は好きじゃないな。
派手なラメ入りのような糸は
使いたくないけど
1ヶ所くらいならいいかも。

そんなことを考えながら
尖ったなにかの側に
ギラギラしていないモノを置く。

人生の設計図のように感じた。
不思議な賃貸物件みたいに
金太郎飴型の単純パターンではない
でこぼこした形の図面。

派手な糸はめだちたいという意図。
ギラギラした感情で
縫い上げていく野望。

頭に浮かんだモノを形にしていく。
誰かの作った型紙は使わない。
作りながら創意工夫する。
あるものを使う
経験を駆使して手探りでやる。

今作成中の鞄は
私の生き方そのもの。
今日の午後にはポケットや
内布を作る予定。

どんな仕上がりになるのか
とても楽しみ。

仕事へ行ってきます。
素敵な1日を。

f:id:yluna:20210601132935j:plain

Foto Yaegashi Luna