アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

支点・力点・作用点+ごろごろ

「てこの原理」は 
日常生活でも人生でも
役立つ物理法則。

小さな力で大きなものを
動かすために大切なのは
支点の位置とその強度。

重い物を動かすときに
この方法はあちこちで
実用的に使われている。

もっとも単純な機械運動。
これは人生にも使える。

現実が重くて動かない!
と嘆く人はたいてい
直接なにかを押して動かそうと
頑張り続けてへとへとになる。

「うるさい上司をなんとかしたい」

「言うこと聞かない子供を
 思いどおりに行動させたい」

「なにもしない旦那が
 手伝ってくれればいいのに」

力点と作用点がぴたりと
くっついている状態。
そりゃ疲れるよね。

他人は変えられない。
周りを変化させたいなら
自分が変容するしかない。

作用点は目標。
力点は日々の小さな行動。
支点は意志または理由。

私のてこの原理はこれ。
作用点「縁ある人々の笑顔」
力点「笑顔になることをする」
支点「笑顔は最強エネルギー」

支点は視点。
あくまでも自分のもの。
誰かのものを支えにすると
壊れやすくて不安定になる。

「自分の視点」だと
信じ込んでいたものが
実は植え付けられたものだと
気づくときに自己崩壊が
起こることがある。

盲信していた誰かの視点を
そのまま支点にしていると
崩壊は起きやすい。

そんなときに
有効な方法はごろごろ。

重い荷物を丸太にのせて
転がして動かす。
そんな風に身を投げ出す。
ベルトコンベアに
乗っているかのごとく。

周りの事象も自分自身も
流れるままにして
少し離れて観察してみる。

コツはリラックス。
肩に力を入れない。
がんばりすぎない。

ゆっくり休んだ後には
また自分なりの
「てこの原理」で動く。
人生はその繰り返し。

変化・成長とともに
縁ある人々が入れ代わり
笑顔になることが変わる。
けれども支点は変わらない。

本日はグリーンパスを
取得してから針仕事へ。
行ってきます。

f:id:yluna:20211220155645j:plain
Foto Yaegashi Luna