アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

毒舌とストイックな完璧主義をどこに向けるか

この性質を持っている。
自覚しているから
言葉の刃を直接
他人にも自分にも向けない。

コトバは諸刃の刃。
人を救うこともできるし
殺すこともできる。
劇薬の扱い方と少し似ている。

かなり薄めて弱めて
使ったつもりでも
毒に慣れていない人間は
過敏な反応をする。

毒を溜め込んでいる人間は
臨界点を突破してしまい
キレたり拗ねたり泣いたりする。

では、どこでこの性質を
活用すればいいのか。

私の場合それは
マイペースで出来る作業。
大事なのは個人の範囲内で
完結していること。

チームワークの場合は
目をつぶることが
必然的に起こる。
だから完璧主義を発揮すると
リズムを合わせることができない。

どこまで見ないか。
これは私の人生の課題でもある。

見るなと言われても見えるし
やらなくていいことでも
やりたくなってしまう。

「ちょちょいとソレをこうすれば
 バランスが整のってキレイになる」

それがわかるから
やってあげたくなる。
やりたくなる。

結果的に自分自身が
ボロボロになるまで
やってしまうのだ。

そんなことを繰り返してきた。

その傷跡を見ながら
自分自身を「傷モノ」扱いして
自虐するときもあった。

ずっしりした波動のもたらす
重たい感情の経験。
それはそれで貴重な体験。

なぜなら体で学んだことは
言葉だけで詰め込んだ知識と違う
リアルな臨場感を含んだ
かけがえのない財産だから。

だけど重い波動のまま
後生大事に
抱え込んでいる必要はない。
学びを終えたら手放せばいい。

シェアする必要があれば
アルバムの写真を眺めるように

「懐かしいなあ
 そんなことあったな」

と笑いながら眺めればいい。

無理は禁物。
泣きたければ泣けばいい。
思い出したときに
苦々しい気持ちが沸き上がるなら
蓋をせずにそのまま
感じてあげればいい。

無理に隠そうとするから
押し込めた感情は
怪獣のように暴れだす。

チキショームカツク
フザケンナテメー
テメエノツラニヘドハキテエ
カッコツケヤガッテ
ノータリンノクセニ
カライバリスンナ

吐き出してスッキリするなら
誰かに向けずに
書きなぐって破って捨てる。

これ効果絶大。

完璧主義のワタクシは
さらに完全犯罪を遂行する。
毒舌を吐きたかった相手に
にっこり感じのいい
微笑みを浮かべて
犯罪者の気配すら感じさせない。

重たいものはかるう〜く。
軽すぎることはクソ真面目に。

このバランス感覚
とっても大事なのですよ。

月曜日は春分。
宇宙元旦です。
今週末に心身の大掃除を
済ませておきましょう。

素敵な週末をお過ごしください。

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Foto Yaegashi Luna