アレコレ楽書きessay

「イタリア楽描きessay」のサブブログ

理想通りの家が欲しいなら動け

今朝の起きがけの言葉はこれ。
私は白い服を着ていた。

街を造りたい
会社や学校を創りたい
憩いの場を作りたい
そういう人達の話を聞いたとき
自分のつくりたいものがわかった。

私は家をつくりたい。
建築物としての家ではなくて
住処として居心地のよい場所。

古い家を改装する動画を
最近たくさん見た。
壁や天井を剥がし
防音・断熱材を入れて
内部のレイアウトも大きく変える。

時間とエネルギーを注ぎ
生まれ変わった家で
理想の暮らしを現実化した
喜びを味わう人々。

完成した家での暮らしだけでなく
その工程を楽しんでいる姿。
たくましさと頼もしさ
そして「動」のパワーを感じる。
変化を楽しむお手本。

他人の姿を観察するとき
自分の理想や好きなことが
改めて炙り出される。

外見を大きく変える整形や
最先端のファッションには
興味が湧かないけれど
快適な日々を送るために
必要な身体のケアや身支度には
ちゃんと向き合っている。

それがそのまま家との関係に
そっくり現れている。

活動拠点は欲しいけれど
「持家」を望んだことはなかった。
安心を得るための所有に
さほど興味がない。

どちらかと言えば
なにかを所有することの
煩わしさをなるべく減らしたい。

手元にあるもの
やってきたものを
できる限り活用したい。

生まれ持った身体は家。
外からどう見られるかよりも
内側が快適かどうかに
興味があるし調えていたい。

どう思われるかよりも
どう在りたいか。

すっきりした光が
窓からリビングを照らす朝です。
素敵な1日を。

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Foto Yaegashi Luna